楽天VTI VS VTI どっちを買えばいいんだ問題 最新ver(2019年7月22日以降)
自分は珍しいのかどうかわかりませんが、
投資信託と個別株とETFをそれぞれバランスよく保有するハイブリッド投資家であります。
昨今トータルリターン至上主義のブロガーが見受けられますが、
自分はどちらかというと
最適ポートフォリオ理論に基づくべく
リターンの割にリスクが少ない運営を心がけております。
シャープレシオ至上主義ってわけでもありません。
やはりそれなりにはリターンを求めたいものです。
まだ自分のポートフォリオでは実現できていないですが
米国株のリスクを減らすべく
TLTを混ぜて ほどよいリスクとリターンを得ようと考えてはいます。
AGGやBNDではなくTLTに類したETFが最適と考えます。
話はそれましたが、
1111ドルから買わないと、手数料が割高になる環境で試算していた以前の記事と状況が変わりましたので
再度検討してみようと思います。
前提条件
①1ドルは100円とする
②配当は全て再投資する
④完全売却時の利益(税引き後)で比較
⑤VTIの経費率は0.03%
⑥楽天VTIの経費率は0.2%
◆株価上昇率 3% 配当利回り 2%の場合
100万円を多少の時間分散をして買付してX年ほっておいて売却するとする。
(注 意味することは 買付は0.45%の手数料 売却手数料は20ドルとする)
楽天VTIの場合
0年目 100万円
1年目 (100×1.03×100/100.2)+100×0.02×0.9=104.5944万円
1年目で売却 (104.5944-100)×0.79685=103.6611万円
2年目 (104.5944×1.03×100/100.2)+104.5908×0.02×0.9=109.3999万円
2年目で売却 (109.3999-100)×0.79685=107.4903万円
といった具合で計算していきます。
では VTIを こちらはやや面倒です。
0年目 (100×(100-0.04)/100)×100/(100+0.45×1.08)=99.47654万円
1年目 (99.47654×1.03)×100/100.03=102.4301万円
配当 99.47654×0.02*0.9*0.79685=1.4268万円
となり
1年目で売却する場合
課税利益は
(102.4301-0.216)-99.96=2.2541万円
課税額は
2.2541×(1-(0.9×0.7985))=0.6375万円
手取りは
((102.4301-0.2)+1.4268)×(100-0.04)/100=102.9622
となります。
これを続けていくと、、、
なんと3年目の時点でVTIが逆転します!!
配当再投資を1111ドルまで貯まるまで待つ必要がなくなったのと
現金化の時の売却手数料をちゃんと20ドルにしたのが効いているんだと思います。
株価上昇率5%配当2% だと どうなるのかみてみます。
同じように3年目で逆転してその差は広がっていく一方です。
親の遺産が
どっと入って それなりに若い年代で始めるのであれば
ETF直接買い付けに軍配があがるといっていいでしょう。
DRIP制度が実装されればさらに強いです。
では
自分のように、毎月発生する所得から投資に回し続けるとした場合を想定してみます。
先ほど提示したのは初年度に1度100万円買付でしたが
今度は毎年100万円の買付を想定してみましょう
グラフがこちら
はじめの2年は楽天VTIが勝っているので、積立となると
あんまり変わらない期間が正直長いです。
しっかり、バイ&ホールドや再投資ができる期間が10年ほどだったら
楽天VTIにメリットがあるでしょう。
皮算用で5%2%だと
3%2%よりは差が開くスピードが増していますね。
この結果を踏まえて
現在楽天カード決済で1%をゲットすべく
楽天VTIを2人分で10万円/月 購入しているのですが
slim先進国へ変更しようと思っています。
SBIのETFの定期買付制度をの利用を考えています!!!!!!!